プーリー交換
- seikou satou
- 7月9日
- 読了時間: 2分
更新日:2 日前
こちらはPCX JF28で作業してます。
JK05 JF81 JF56など他車種でも同じような構造ですので参考にしてください。
できればウエイトローラー、スライドピース、ドライブベルト(交換は20,000kmを推奨)
を交換してください。店長はベルト切れを体験。帰ることができず非常に苦労しました。

クランクカバーを外します。
ネジの長さが違う箇所がありますので覚えておくか、段ボールに指しt管理がおすすめです。

プーリーホルダーを使用し外してください。トルクは54Nmで締めてあるのでかなり強力に締まってます。ネジ山を舐めないように気をつけてください。

ドライブプーリー・フェイスプレート・プーリーボス・ウエートローラー・スライドピースを取り外してください。このときフェイスプレートとプーリーを一緒に持って外すと中のローラーがバラバラに落ちることがありません。

必要であればこの段階でドライブベルトを交換してください。ベルトが自分の車種にあっているものかを再度確認!形式が違っても取り付けができる場合もありますが最高速が落ちたり高回転時に切れることもあります。

ウエイトローラーには向きがあリます。ストッパー側を左側(赤い線側)に当たるように組み込んでください。金属がむき出しの側を赤線側に組んでしまうとプーリー、ローラー双方削れて最悪走行不能になるので気をつけてください。(理由は回転方向と同じ向きで組むとプーリー溝に擦り付けられるような形になり削れてしまう)

外したときの同じ順番で組み込んでください。このときドライブベルトをプーリーに噛ませるときに苦労すると思いますがそんなときはクラッチ側のプーリーを開き、ベルトを奥まで噛ませた後そのままの状態で太めのタイラップで縮めてプーリー側に余裕を作ってください。ナット締め付けトルクも必ず確認!(外れたらクランクケース交換もありえます)

しばらく乗っていなくて固くなってる場合やこのようにドライブベルトに切れ目ができたら交換してください。
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